ここから本文


鋼製型枠組立工法

 
 

鋼製型枠組立工法の

K型ブレース耐震補強

耐震補強無収縮モルタル圧入工事で特殊型枠職人が要らない

 従来の鋼製型枠の取付方法では、溶接火花によるフレームや周囲既存仕上材の損傷が大きく、防火等の養生を必要としていました。又、鋼板とH鋼との取合いにはエポキシ樹脂シールを必要とし、躯体側に施工する型枠はらみ止めアンカーの穿孔の際に、鋼板と躯体との隙間から切粉がグラウト部分に入りこみ、その清掃除去が非常に困難でした。  
今回開発したモルタル圧入型枠固定治具と特殊パッキン、特殊シールモルタルの使用によりそれらの問題が解消されました。

〔 特 長 ]

  • 作業手順どおりに施工をすれば、熟練工でなくても完璧な特殊型枠が仕上がる。
  • 安全確実で、無収縮モルタルの一発打ちにも耐える高強度を持つ。
  • 捨て型枠のためモルタルの養生が充分行われ、圧縮強度やクラックの心配がない。
  • 型枠解体の手間がなく、工数が少なく工期全体が短縮できる。

スピードクリップ取り付け

捨て型枠仕上げ

 

スピードシール

 

型枠・スピードジョイントの
寸法確認

プライマー
(吸水防止剤)の塗布

パッキンの取付け

スピードフックの取付け

スピードクリップの取付け
(型枠固定)

型枠シール

無収縮モルタルの圧入

硬 化 養 生

スピードクリップの解体

材料の片付け・清掃

 

鋼製型枠組立作業

 

無収縮モルタル圧入

ミキシングモルタルを搬入

一発大量打設が実現

鉄骨ブレース無収縮モルタル注入部

 日本ファステムの鋼製型枠組立工法が、エスセイバーG(新日鐵高炉セメント)・タスコンシリーズ アジテータータイプ(電気化学工業)との組み合わせにより、無収縮モルタル現場混練り作業を省きます。

[ 特 長 ]

  • モルタル材料の運搬搬入、荷下ろし作業、置き場が不要
  • 現場混練りに伴う粉塵発生と、モルタル材の空袋が出なくなる
  • 一日の施工量が増え、工程を短く、人工を減らすことができる
  • 1開口を打ち継ぎをせずに打設することができ、コールドジョイントができない

 

[取扱製品]
エスセイバーG (新日鐵高炉セメント)
● 可使7時間  ●高流動性  ●ノンブリージング

タスコンシリーズ (電気化学工業)
●アジテータータイプ  ●プレミックスタイプ

プレユーロックス (太平洋マテリアル)

スピードクリップ(KS型)

 モルタル圧入 型枠固定金物「スピードクリップ」を使用する事で、モルタル圧入型枠が特殊技能を必要とせず、簡単に、早く、確実な組立が可能となりました。工期短縮、コスト削減、 施工品質の確保にお役立て下さい。

★KS形は(鋼板型枠用)・(木製型枠用)共にリース対応品です。

[ 特 長 ]

■鋼板型枠、木製型枠どちらでも使用可能です。

■型枠組立、解体が容易で工期の短縮に貢献します。

■溶接を使用しないので、フレームや周囲の既存仕上げ材に損傷を与えません。

■エポキシ樹脂シールの必要はありません。

■はらみ止めアンカーを使用しないので、切粉がグラウト内に入りこみません。


フッター